さよならCody

昨日Deseret NewsのUtah Jazz番記者であるSarah ToddさんがXで、自身が解雇されたとポストしました。彼女の記事は入念な取材に裏付けられた非常に示唆に富んでおり、優秀な記者だなぁ、と日々読むのを楽しみにして来ました。このポストはJazz Nationやスポーツジャーナリスト界隈を揺るがし、大きな反響を呼んでおります。これもいかに彼女が素晴らしいジャーナリストであったかを示しております。非常に残念ではありますが、彼女の次のステージがより素晴らしいものになることを祈っております。

さて、連日の悲しいニュースが私を震わせました。Cody Williamsがトレードされてしまったのです。Codyは身長6’8”、ウィングスパン7’1”の恵まれた体、高い身体能力、高いバスケットボールIQを有し、兄はOKCのJ-Dubということで、攻守両面で貢献できるウィングとして大きな期待と共に2024年ドラフトの全体10位でジャズに入団しました。顔も格好いいし、何より気品があるんですよね。その大きな期待とは裏腹に、初年度は全く活躍出来ず、近年稀に見るBUSTとして酷評されました。個人的にも非常に大きな期待と共に全力応援していましたが、戦場に放り込まれてオドオドしたようなプレイぶりに大きく失望したものです。

そして2年目のシーズンが始まっても、年末までは全くと言って良いほど輝きは見られず、本当にこのまま終わってしまうのか?悪夢よ醒めてくれ!という思いでした。しかし状況は急転します。年が開けてGW戦だったかな?記憶は曖昧ですが、Codyが一本のポスターダンクを決めてから大きく変わりました。自身に満ちたプレイぶりで毎試合のようにダンクを叩き込むようになり、これまでの小鹿のようなプレイが嘘のように変わったのです。チームが本格的なタンクモードへ移行してからはハンドラーの役割も見せ、Key、Collierに次ぐ第3のハンドラー的な役割を担える可能性も見えました。相変わらず変なフォームから繰り出されるシュートは不安定で、ドン引きするくらいエアーボールを多発しましたが。彼はディフェンス面でも大きくチームに貢献し、このまま順調に育てばスター選手とは行かないまでも、攻守両面で貢献できるローテーションプレイヤーにはなり得るのでは?という淡い期待を抱かせてくれる2年目となりました。

そしてオフシーズン。DPがチームに加入して期待のサマーリーグ。SLCシリーズではさらなる成長を見せてくれました。ハンドリングも向上し、プレイメイキング能力も高まって、相変わらずシュートは不安定ではありますが、迎える3年目の楽しみもマシマシになってきました。サマーリーグの舞台はラスベガスへ移ります。初戦の相手はWashington Wizards。ドラフト1位AJ対2位DPの直接対決に全米の注目が集まります。AJ Dybantsaはまさにモンスターと呼ぶに相応しい1位指名の実力を見せつけました。DPも良い内容とは言えないながらも数字は残しました。しかしこの試合の真の悲劇はCodyでした。彼はストッパー役としてAJに付きましたが、文字通りAJに粉砕されました。ボディコンタクトで吹き飛ばされ、ドリブルでは簡単に突破を許し、完全に自信を失ったように見えました。心が粉砕されたように見えた彼は、これ以降、サマーリーグで完全に試合から存在が消えたようなプレイに終始してしまうこととなりました。

私の不安もMAXです。既にロスター渋滞とも言えるほどメンバーが充実してきたJazz。このようなプレイをしていては、プレイ時間が貰えないぞ。しかし素材は良いんだ。正しく育てば良い選手になるはずなんだ。しかしプレイ時間は非常に限られる。G Leagueでは育たない。。。難しい状況に追い込まれてるぞ、Cody!と。そして残念ながら今日を迎えてしまいました。フロントは決断してしまいました。チームとしての判断は理解出来ます。優秀なディフェンダーであり、3Pの成功率も高い(数は少ないが)、ある程度計算が出来るJosh Greenを得て、素材は良いが発展途上で何年かかるか不明で契約更改が難しいCodyを放出し、サラリーにも余裕を持たせることで優勝を目指すチームとして正しいチーム作りをする。それは分かっていて、決断に反対するものでは無いんだけど、Codyがいなくなるのは寂しいなぁ。

Cody、チームが変わっても君を応援します!!新天地での活躍を心から祈っています。君に必要なのは自信だぞ!

Cody Williams の背番号5、ユタ・ジャズのジャージー
さよならCody! 愛してるぞ!

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